中国の大連商品交易所で原料炭価格(DJMcv1)が9%(2021.11.16)下落し、1874元/トンとなった。過去数日間、提供が増加すると共にコークスプラントの需要が減少しているため、原料炭価格が下落している。製鉄所もコークスの購入を減らしている。中国の石炭生産量は10月に4%増加して、3億6000万トンになった。中国の国家発展改革委員会(NDRC)は、来年の冬に向けて石炭供給を増やすために生産を増やし続けると述べた。
中国の主要な石炭生産地域である山西省、陝西省、内モンゴル自治区の炭鉱は、24州の石炭火力発電所と中長期の供給契約を締結した。 現在、中国の一般炭(鉱山現場渡し)の価格は、900元/トンを下回っている。
過去数日、Gantsmod検問所を通過するトラック台数がやや増加し、400〜500台に至った。市場状況によりモンゴルの輸出価格が下落したが、中国側のGantsmod検問所の倉庫で1700〜2000元/トンになったとFenwei Energyが報じた。
 
情報源:Mongolianminingjournal