10月5日、Erdenes Mongol社のD .Khayankhyarvaa社長、韓国エネルー研究所のJohng Ham Kim所長とのオンライン会談を行い、石炭品質改善、経済的利益を増加する、自然環境に優しい事業を開発する方針で協力するためMOUを締結した。会談冒頭、Erdenes Mongol社のD .Khayankhyarvaa社長からエネルギー炭の発熱量と品質の改善、原料炭の廃棄物を加工し輸出することについて協力したい意欲を表示した。韓国エネルー研究所がBaganuur炭鉱のエネルギー炭、Tavan Tolgoi炭鉱の廃棄物を調査した結果が良かった。従って調査を続け、発熱量を改善するためのFSを作成することに一致した。
 
韓国エネルー研究所のJohng Ham Kim所長は会談の中で、モンゴル政府の経済と鉱業の発展を代表する国営企業であるErdenes Mongol社とのMOUに署名したことを喜んでいると述べた。韓国エネルー研究所が過去10年間、モンゴルと協力して大気汚染を削減してきたことを指摘し、ゲル地区や発電所に環境に優しい燃料を供給するプロジェクトを支援することにより、大気汚染をさらに削減する方針であることを表明した。
韓国エネルー研究所は、カーボンオフセットに関する主要な国立研究センターであり、エネルギー技術の開発を通じて気候変動と経済成長に貢献することを目的としている。会議中に、ウランバートルのゲル地区と発電所における原炭改良技術の紹介を発表した。同研究所の研究チームは、蒸気技術を使用して石炭の品質を改善するための実験を成功裏に実施した。したがって、Shivee-Ovoo炭鉱とBaganuur炭鉱
の石炭品質と発熱量を改善し、ゲル地域での排出量を削減し、発電所への環境に優しい燃料の供給に協力することが可能と表明した。
 石炭の発熱量を増やすとエネルギー消費量が減り、環境への悪影響が削減される。
 
情報源:Mongolianminingjournal