アジア開銀（ADB）は本日、2021-2024年のモンゴル政府とのパートナーシップ戦略を発表した。このイベントにモンゴルのB. Javkhlan財務大臣、アジア開銀のモンゴル駐在代表であるPavit Ramachandran氏、およびアジア開銀のチーフエコノミストであるDeclan Magee氏が出席した。
アジア開銀は、過去4年間でモンゴルで14億9千万億米ドルの95の案件、プログラムを実施した。今後4年間で、アジア開銀はモンゴルで健康、教育、運輸、貿易、銀行、金融、都市開発、インフラ、エネルギー、農業、観光という分野で15億ドル相当の73のプロジェクトとプログラムを実施する予定。 つまり、モンゴルで実施されるプロジェクトの数は減っているが、投資額は増えている。
 
アジア開銀のモンゴル駐在代表であるPavit Ramachandran氏は、実施される案件数が減ったが、少数の戦略的な大規模案件へ高額な融資を行うために計画したと強調した。
 
B.Javkhlan財務大臣は、今後4年間でアジア開銀から実施される案件、プログラムは、政府行動計画及びビジョンと組み合わされていると述べた。
今後4年間で、アジア開銀は以下の3つの戦略的優先方針で案件を実施する。
  • 包括的な社会開発と経済的機会の促進
  • 経済競争力及び多様化の促進、気候変動に強いインフラの開発
  • リスク回復力を強化し、持続可能なグリーンおよび気候変動への適応を促進

情報源：Itoim.mn