海運輸送のCOSCO社がタイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、台湾の代理店からモンゴルへ届ける貨物輸送を無期限に停止する決定を出した。
 これについてモンゴルの輸送業者連合に聞くと、「天津港における滞りが解決されるまで、無期限で数か国から貨物輸送の新規注文が来る可能性がなくなっている。積み荷されていない注文はキャンセルになっている。しかしこれはCOSCO社のみの決定だ。ほかの輸送者は何も発表をしていない」と述べた。当連合からの発表では、現在中国の天津港でモンゴルへの輸送を待っている貨物が注文されたコンテナが4,260ある。同港に5月に来た輸出コンテナが完全に輸送され終わっていないため、6月7月に来たコンテナも輸送されないでいる。
 
通知
 
 世界的なパンデミックの影響で発生している国際輸送ロジスティック減退により、中国の天津港経由でモンゴルへ送る輸入輸送事業に困難な問題が発生し、かなりの時間が経過した。
 現在、中国の天津港にモンゴルへの輸送を待っている貨物注文された4260のコンテナ(関税登録されていないコンテナは入っていない)がある。天津港に5月に来た輸入コンテナが完全に輸送が終わっていないため、6月7月に来たコンテナが輸送されていない。
 Zamin-Uud国境検問所を1日平均1-2の輸入コンテナの列車を受け入れていて、1コンテナの列車はだいたい62。40のコンテナだ。2021年8月1日~2日に天津港からモンゴルの輸入コンテナの列車が動いていない。しかし2021年8月1日の状況ではEreen検問所側で1日に110台の車両を引き渡し、Ereen検問所側から130台の車両を受け入れた。
 これまでに中国の天津港でコンテナがたくさん滞り、モンゴルへ輸送されているコンテナが中国の鉄道貨車輸送計画が十分でない理由で平均45~90日停止されたため、我が連合から外務省、道路輸送開発省、在モンゴル中国大使館、ウランバートル鉄道など行政機関と協力し、解決策を出している。現在中国の関係機関の決定を待っている。
 近いうちにタイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、台湾における代理店からCOSCO海運輸送会社のHead Officeの決定に従い、天津におけるコンテナ滞りによりウランバートルまでの輸送を無期限で停止することになったことを報告し始めている。
 
モンゴル輸送業者連合
2021年8月3日
 

情報源:Ikon.mn