G.Yondon鉱業・重工業大臣が製油所の建設現場を視察した。大臣へインタビューしたところ概要は以下のとおり。
  • 製油所開発案件はインド輸銀から融資された10億米ドルのソフトローンにより実施されている。我が国は100万トンの原油を中国へ輸出しているのに、12億米ドルで燃料を輸入している。この問題を解決するために、製油所を開発することが主要な目標となっている。EPC-1及びインフラ関連施設の建設事業がスケジュールとおり進んでいる。2-4のパッケージは初期段階の処理、発電所、最終処理などの建設事業になる。2024年に運転を開始できるよう全力で取り組んでいる。
  • 我が国の石油確定埋蔵量は3億3260万トンだ。Petro China Dachin Tamsag社が900万トンを採掘したが、約20年間分の確定埋蔵量が残っている。また、2021年7月にMatad XX鉱区で可採埋蔵量が確認されたことは大きな進歩になった。且つ、Khukhnuur XVIII鉱区及びGalba XI鉱区で石油が発見されたので、探査事業を強化し確定埋蔵量を増やすことが可能だ。 
  • EPC-1及びインフラ関連施設事業を行っているインドのJMC Projects India社の幹部からCovid-19パンデミックによりインド人の専門家が来モすることが困難に直面したり、天津港→Ereen検問所→現場間の輸送料金が増加したらしているにも関わらずスケジュールとおり2021年11月に建設事業を完成させると述べた。
  • 2021年4月にEPC-2パッケージ、EPC-3パッケージの入札資料をインド側へ送付したが、Covid-19パンデミックのため、まだ明確化されていない。同製油所の開発により150万トンの原油を加工し、130万トンの燃料を生産し国内需要の55%を満たせる。
情報源:News.mn