7月20日の臨時閣議でB.Javhlan財務大臣から「10兆MNTの経済回復プログラム」の実施について以下のとおり紹介した。
  • 現時点で3.1兆MNTのローンが融資されている。「雇用先確保ローン」として1.7兆MNTが22660社へ、住宅ローンとして5120億MNTが6917世帯へ融資された。経済回復プログラムをとおして120,000の雇用を確保する。
  • 第1四半期に経済が15%上昇した。2019年の同期比+3.0%上昇。年末に経済成長が6.5%になると見込まれている。「10兆MNTの経済回復プログラム」に
  • 120,000雇用を確保する目標を設定した。年末までに同目標が達成される。
  • 第1四半期の法人所得税は8,860億MNTになった。2020年と比較して、57%増加。 VATも上昇しており、2019年(Covid-19の前)よりもさらに高くなっている。 これは、VAT納税者の数が2倍になったことも影響を与えている。
  • 貿易にとって主要な検問所であるZamiin Uud-Erdeen検問所、Gashuunsukhait-Gantsmod検問所などの検問所が、パンデミックのため通過が大幅に減少したことが予算歳入にマイナスの影響を与える。
  • 現在、Gashuunsukhait-Gantsmod検問所で石炭輸送トラックの運転手が中国側の領土に入国せず「石炭積載コンテナ」に国境管理ゾーンで降ろすターミナルの建設事業が開始されている。8月に完了する予定。
  • インフレ率は7.0%である。 中央銀行は年末にインフレ率を8%未満に抑えるよう取り組んでいる。
  • 1四半期に2億4500万米ドルの黒字になった。 MNT為替レートは過去10ヶ月間米ドルに対して非常に安定している。 したがって、為替レートによるインフレへの悪影響はない。 しかし、Zamiin Uud検問所での輸入輸送渋滞は価格に影響を及ぼした。
情報源:Eagle.mn