モンゴルのL.Oyun-Erdene首相が日本訪問中の7月22日に、菅総理大臣と公式会談を行った。これは両国首相レベルで、近2年間で行っている初の会談である。双方はモンゴル・日本の関係の現状、今後の目的、事業について及び国際、地域の広い枠組みでの課題について詳細に意見交換した。
 L.Oyun-Erdene首相はモンゴルの第3隣国日本と戦略的パートナーシップ関係、協力をすべての面で拡大し発展させることを確認した。オリンピックをパンデミックの困難な状態で日本政府が成功裏に開催していることを喜び、今回のオリンピックは人類がパンデミックを成功裏に乗り越えたシンボル及び歴史に残るものとして期待していると表明した。菅総理大臣はオリンピック開催の歴史的な時にモンゴル国首相が来日し、海外訪問を日本から開始していることに喜びの意を表した。
 L.Oyun-Erdene首相は日本政府がモンゴル国の民主化、革命、持続可能な発展を長年支援してきたこと、またこれらの支援が新型コロナウイルス・パンデミックの困難な時期にも継続していることに深く感謝を表した。特にモンゴルの将来である子どもや若者のワクチン接種に日本政府が支援していることを強調した。
 モンゴル・日本政府関係の丈夫な基礎をもとにして経済、貿易、投資の方面で協力を次の段階に進め、行政、個人セクターの協力を強化する必要があることで双方が合意した。協力の方面でKhushigiin khundiiに建設されたチンギスハーン国際空港を拡大し、経済、情報技術、観光の自由地帯にして発展させ、首都ウランバートルの渋滞を緩和する目的でウランバートル市を囲んだ高速道路、鉄道問題、情報技術分野で個人セクターの協力を活性化し、同分野のエンジニアを育成し、石炭鉱床を依拠する水力発電所を建設する技術経済に基づいた協力など経済の大きな協力の方面で意見交換した。

情報源:Montsame.mn