モンゴルのエネルギー部門において、直面した問題は供給源の不足だ。 現時、エネルギー源の構造は失われ、多様化する必要がある。 全国的に石炭火力発電所が優勢であるため、エネルギー省は電力ピーク時間帯に調整を行える水力発電所、大容量蓄電池を設置する必要があると考えている。 これに関連して、N.Tavinbekhエネルギー大臣は、中国からのソフトローンによりErdeneburen水力発電所開発案が実施されていると述べた。90MWのErdenburen水力発電所が開発されたら西部の5つの県の電力需要を完全に満たし、電力ピーク時間帯に中央電力システムへ電力を提供できるのだ。

 
1 融資先 中国
2 融資の形 中国輸銀からのソフトローン
3 総投資額 2億8850万米ドル　
3.1      ソフトローン 2億7100万米ドル　
3.3      国家予算からの投資 1440万米ドル　
4 プロジェクト期間 5 年
 
2021年1月14日、エネルギー省は、中国側に最新のフィージビリティスタディを提供し、中国が入札に参加する3社の名前を提出した後、建設委託者を選択する入札が発表された。 入札は5月17日に公式に開始され、建設委託者との契約が締結される。
 
情報源：Mongolian Mining Journal