モンゴル国国家歳入が2020年末事前遂行で10兆4020億MNTになり,前年同期比1兆6380億MNT,13.6%下がった.鉱物資源分野はモンゴル国家歳入の25.7%を占めている.このうち鉱物資源分野からの歳入は2兆6733億MNTになり,前年同期比2466億MNT,8.4%減少している.歳入の情報,占める割合を分野ごとに見てみると、
 ・鉱山分野から2兆5229億MNT(24.3%)
 ・石油分野から1千28億MNT(1.0%)
 ・ライセンス料金327億MNT(0.3%)
 ・その他の収入149億MNT(0.1%)
 2020年12か月の遂行で国家予算に2兆5229億MNTを税金、手数料の形式で歳入した。このうち、
 ・銅―1兆1225億MNT
 ・石炭―9841億MNT
 ・金―1740億MNT
 ・鉄―903億MNT
 ・その他の鉱物資源―745億MNT
 ・蛍石―433億MNT
 ・亜鉛―342億MNT
 上記から見ると、前年同期比で鉄鉱石の収入が650億(3.6倍)、金収入が571億(48.9%)、銅収入が324億(3パーセント)、蛍石収入が85億(24.3%)それぞれ増加した。しかし、石炭の歳入が2265億MNT(18.7%)、亜鉛収入が320億MNT(48.3%)減少したのは、鉱山分野の歳入が3.8%、986億MNTで途切れるのに大きく影響した。

情報源:gogo.mn