欧州復興開発銀行がパンデミックにより事業縮小したモンゴルの中小実業家らに融資を行う可能性を増やす目的で、モンゴル銀行と長期のトゥグルグ・米ドルのスワップ協定を締結することになったと発表した。スワップ協定を締結する一般契約ができ、今後融資額を具体的にする作業が行われている。融資はモンゴルの総人口の40%を収入で充たしている中小ビジネスの競争力、財政の安定性を改善することに向けられる。
 欧州復興開発銀行の公式発表で、この協定の枠組みでトゥグルグの信頼できる流動性を高めるだけでなく、農業、建築材料、軽工業及びサービスなどの分野に直接及び国内の仲介を通じてトゥグルグの貸付チャンスを整えていることを強調した。スワップ協定の融資は我が国の中小実業家らの資金の流動性、短期間の運転資本、貿易金融のニーズを満たすことに向けられ、欧州復興開発銀行及びモンゴル銀行による共同の努力の結果になると強調した。

情報源:EBRD.com