Oyu Tolgoiの理事会が、Oyu Tolgoi案件の坑内掘り建設出費が超過し、期間が延長された理由を調査し結論を出す目的で、特別委員会を設立する決定を2020年11月30日に出した。理事会が設立した特別委員会は4名の委員から構成され、Erdenes Oyu Tolgoiから立候補した2名の委員、Turkoiz Hill Resourceから立候補した2名で構成すると決定した。特別委員会はOyu Tolgoi案件の坑内掘り建設の投資出費が増加し、期間が延長された理由を調査し、結論を出す外部専門家らを選出、任命し、専門家らの結論に基づき意見を理事会会議で協議する基本方針義務がある。案件のマネージメント、鉱山デザイン、出費監査及びその他関連する問題を詳細に調査する専門家らの結論は、最長でも6か月間で出すことができると見なしている。
 Oyu Tolgoi案件の坑内掘り建設が操業開始するには、総額53億USDの投資が必要だと初期に計算した。しかし、2019年7月16日にRio Tintoが坑内掘りの投資額を12~19億USD増やしたと発表した。また、操業開始時期を初期に計算したより16~20か月延長したと発表した。
 この決定についてL.Oyun-Erdene内閣官房長官は「Oyu Tolgoiが実施している坑内掘り建設の投資出費が初期に計画した額より30%近く増え、操業開始時期が2年ほど延期された理由を調査し、外部専門家らに結論を出させる方針でOyu Tolgoiの理事会が具体的な対策を取っているのは良いことだ。Oyu Tolgoiの理事会が出した決定を我々は支持し、坑内掘り建設の投資が増えた理由を外務専門家らの結論で明確にするのは、Oyu Tolgoi及びすべての参加者側の利益・関心に合っていて、同社の事業の安定性、利益を長期的に保つのに貢献すると期待している」と述べた。
情報源:News.mn