D.Sumiyabazar鉱重工業大臣は、毎月“明白で、責任ある鉱業”記者会見を開き、この分野の事業を公に、具体的に知らせている。本日の記者会見の際に、鉱業分野の2017年11月の情報を公表した。
1.鉱業分野の情報
 2017年11月の段階で、国家予算に全部で9種類の税金、手数料の形で、1兆4160億トゥグルグが編入された。このうち、金449億トゥグルグ、石炭5078億トゥグルグ、亜鉛616億トゥグルグ、銅7329億トゥグルグ、鉄116億トゥグルグ、蛍石102億トゥグルグ、その他471億トゥグルグであり、これは昨年同時期と比較すると7640億トゥグルグ、つまり2倍になった。
 10月の時点で、4000万トンの石炭、100万トンの銅鉱、17.4トンの金、4700トンのモリブデン、670万トンの鉄鉱石、10万4千トンの蛍石を生産した。
 2017年10月の時点で、全輸出の78.8%を鉱業製品の輸出が占めている。昨年同時期と比較すると、15億米ドル増え、鉱物製品輸出が14億米ドル、このうち石炭輸出が13億米ドル増えたのが、大きく影響している。2017年の国家予算で2933億トゥグルグ編入するうち、2017年10月31日の時点で2150億トゥグルグ編入され、執行率は73.3%である。
2.鉱重工業省についての情報
 モンゴル国で鉱業分野が誕生し発展した95周年にあたり、鉱重工業省から4つの地域の会議を開催した。開催にあたり、“安定的な発展の鉱業”というテーマで政策統合委員会を2017年12月8日にウランバートル市で結成した。この委員会には国会議員、政府、省庁、各国大使、各県地方の企業、NGOの代表ら200名近くが参加した。
3.製油所プロジェクト
 D.Sumiyabazar鉱重工業大臣は、インドからモンゴル国政府への10億米ドルの融資で建設する製油所事業で、インドからの代表者らと面談し、プロジェクトの過程について意見交換を行った。
4.金精錬所建設プロジェクト
 ALT-2プログラムで鉱重工業大臣およびモンゴル銀行頭取の2017年の“共同作業部会設立について”条例で設立された“金精錬所建設プロジェクト”の調査が行われ、作業部会が結論を出した。2012年に金採掘は5.9トン、2016年に18.3トン、2017年には20トンになり増え続けている。また、2012年には28.4トン、2025年には47.5トンになるだろうという長期予測も出ている。
ソース:鉱業重工業省