MySteel Global調査機関は、2020年8月の石炭輸出量が前年同月比+17.9%、2019年8月比+25.4%上昇し460万トンになったと報じた。10月以降Gashuunsukhait-Gantsmod検問所の石炭平均輸出量が1100台/日に上昇し10月1-18日の間、138万トン(前年同期比+20%)になった。その内、66.8%をErdenes-Tavan Tolgoi国営株式会社、25.2%をEnergy Resources社、8.0%をTavan Tolgoi株式会社が輸出した。
  • Sxcoalはモンゴルからの石炭輸出量の上昇は「グリーンゲート制度」の開始、且つ、オーストラリア産の石炭における規制により、消費者がモンゴル産の原料炭の買収を加速していると報じた。例えば、内モンゴル自治区から河北省の唐山市へ輸送されるモンゴル産の量が急増した。供給量を確保するため、購入価格を30-70ドル/トンで引き上げたという情報もある。現在、国境渡し価格は1020-1040元/トンの水準であるが、増加する傾向である。また今月行われた中国石炭協会メンバーのCeke検問所訪問は、石炭輸出量が上昇するチャンスとアナリスト達が分析している。
情報源:Itoim.mn