2020年6月8日、ロシアのプーチン大統領が2019年9月3日にウランバートル市で署名したロシア・モンゴル間の友好関係、総合戦略的パートナーシップ契約を批准するために下院に提出した。“契約に従い、相互友好、平等、全権独立国家と見なし、相互信頼、歴史ある良き隣国関係、総合戦略的パートナーシップ及び互恵の全てにおける協力事業に基づき協力する”と説明書に述べてある。
 総合戦略的パートナーシップの枠組みで、両国は政治、防衛、安全、経済、貿易、金融、投資、インフラ、運輸、関係、エネルギー、情報技術、人文関係、文化、芸術、教育、科学、技術、エコロジー、健康、衛生、感染症状況及び両国の関心があるその他の分野で協力関係を定期的、長期間発展させると示された。
 契約の第4項に“地域及び世界の安全保障が重要な構成要素だと見なし防衛、軍事技術分野で関係を発展させる”また“両国が相互に反対勢力の連合、軍事政府間で同一にならない及び両国の独立、自立状態の関心に反する契約を第3国と締結しない”と示してある。
 これとともにロシアは“海外の軍隊、核兵器及び大量破壊兵器を領土に存在させない、領土を通過させない方面でモンゴルの政策を尊重する”とした。文書に示されたことに従い、両国は相互にオープンな経済政策を行い、地域及び国境を越えた協力事業を今後発展させる好条件を整える必要がある。

情報源:News.mn