―2020年予算歳出が高額だ。鉱業製品価格を楽観的に見込みすぎではないか?
―2020年予算作成の際に4種類の国内外のリスクがあると見た。貿易戦争、原料価格の変動、世界経済成長が不透明になる可能性だ。国内リスクについては世界経済の不安定な状態がモンゴルの主な輸出品、製品価格に影響する可能性、越冬が厳しくなる恐れ、そして大きなリスクはグレーリストだ。石炭輸出が4200万トン、精銅が122万5千トン、鉄鉱石は成長を続けると見込んだ。金採掘規模を2トン下げて計算した。
―財務大臣は負債が減ったとよく言っている。しかし前年比較すると負債額は同じだ。減った指標が見られない。何に基づいて言っているのか?
―モンゴル国の負債は現在297億USDだ。このうち182億USDが企業、会社が受けた負債だ。“Oyutolgoi”、“South gobi sand”、“MIAT”社などが外国から受けた負債が含まれている。この50%に当たる90億USD近くがOyutolgoi社のものだ。民間企業が受けている融資が増えているということは、これらの企業への信頼が高まっていると言うことだ。政府は7兆2千億MNTの負債があった。財務大臣に就任以降、7兆4千億MNT返済した。これほどの額の負債を支払ったのだから、負債を支払ったと言うのは正しいことだ。
―モンゴルがグレーリストに載るか否か明日決まる。もしリストに乗ればどんなリスクが発生するか?
―商業銀行の資金を増やす財源に会計検査を行う必要がある。商業銀行は資金を増やすのにオープンな法律を利用したからだ。この法律は批准された年に施行して終了した。しかし資金を増やす際にここに入れてきた。この金は法律に従っているか、なぜ長期間入ったのかと言う問題が発生する。またマネーローダリングと関連があるとされた犯罪がモンゴルにはない。多くの問題が話されているが、裁判で判決が出た犯罪は1つもない。これはモンゴルが財政にどの程度監査をしていて、どんな責任を負わせているかが具体的ではないことになっている。
情報元:News.mn