中国の満州市で「アジア道路網における道路輸送に関する3カ国政府間協定」実施に向けた第1回会合が開催された。同会合にモンゴル側からL.Khaltar道路・輸送開発省副大臣、中国側からLyu Shamin輸送副大臣、ロシア側からAleksey Sergeevich Bakirey道路輸送・乗客政策部長が参加。また、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)Ren Wai Miny輸送部長が参加。 
  • 3カ国の共同会合で、「アジア道路網における道路輸送に関する政府間協定」実施に向けた共同委員会の会員承認、2020年度の輸送クウォウタの合意、AH-4回廊における道路輸送の開始時期及び乗客の臨時輸送の開始について協議し、3方が合意。
  • 2016年12月に締結された「アジア道路網における道路輸送に関する3カ国政府間協定」において、中国側が道路輸送許可をモンゴル側、ロシア側に引き渡したことにより、モンゴル側はアジア道路網のAH-3道路(天津~UB市~ロシアのUlaan Ude市)、AH-4道路(中国のHongiraf~Uremchi市~モンゴルのKhovd市~ロシアのBarnaul市~Novosibirsk)で道路輸送を行える環境が整備された。
  • 次回の3カ国政府間協議を2020年上半期中、モンゴルで開催することに一致。
情報元:dnn.mn