STRATOモ中合弁会社のCPMがGobisumber県Shiveegobiソムで開発され、2ヶ月間テストを行い7月2日、オープンセレモニーを行った。同オープンセレモニーにB.Delgersaikhan国会議員、鉱業・重工業省のG.Nandinjargal事務総長、道路・輸送開発省のS.Batbold事務総長、国家開発庁のB.Bayarsaikhan長官などが参加。
STRATOモ中合弁会社のB.Battushig社長とのインタビューは下記のとおり。
  • Q:同CPMを紹介していただけますでしょうか?
  • A:弊社は2015年に設立。去年からCPM開発案件を行ってきた。我がCPMは1.5百万t/年の石炭を選炭し、1.2百万t/年の選炭製品及びその他の製品を生産できる。現在、30千tの選炭製品をテストとして輸出。
我々は生産力を1.5百万t/年から4.5百万t/年まで引き上げる予定で、2019年秋季に開発事業を開始予定。
尚、2.7百万t/年の生産力を保有するコークス生産プラントの開発を計画している。2021年に初歩として600千t/年のコークス生産プラントを開発する予定。
  • Q:水資源問題をどんな方法で解決しているか?
  • A:我々の現場はShivee Ovoo露天掘り炭鉱から5kmしか離れていない。Shivee Ovoo炭鉱の採掘過程で生じた多量な水を利用する予定。
  • Q:石炭輸送道路は?
  • A:弊社はTavan Tolgoi炭田から石炭を未舗装道路で輸送している。輸送担当パートナーは道路輸送開発省と交渉しており、署名されたら舗装道路を敷設する予定。
  • 道路・輸送開発省のS.Batbold事務総長は、STRATO社はTavan Tolgoi炭田から現場まで405kmの舗装道路を敷設する予定。2年後、18tの舗装道路が完成する。選炭製品を二連通関所で輸出する通行能力が足りないため、来年二連通関所の通行能力改善案件が開始されると述べた。
  • 鉱業・重工業省のG.Nandinjargal事務総長は、我が国は石炭を中国のみへ輸出している。選炭製品の場合、ロシア経由で欧州の国々へ輸出が可能になると述べた。
  • 国家開発庁のB.Bayarsaikhan長官は、我が庁は内外投資家を平等に見守っている。大規模の開発案件に安定保証証明書を付与している。STRATO社には、9年間の期限を持つ安定保証証明書を付与。即ち9年間、同社の法人所得税、VAT、関税、ロイヤルティが変更されないと述べた。