6月16日、D.Tsogtbaatar外務大臣と河野外務大臣との間で外相会談が行われた。両者は、人権・法・政治・市場経済の普遍的価値に基づき、モンゴル・日本の戦略的パートナーシップ関係をより深めることの重要性を確認し、政治、安全、防衛の協議をすべての水準で強化し、戦略的及び政策の顧問会談が定期的になっていることを述べた。
D.Tsogtbaatar外務大臣はモンゴルの安定的発展を支援し、経済改革を実施する構造を作る際に日本政府が心から支援・援助を行ってきたことに感謝の意を表した。日本政府の融資で、“予算、社会及び経済改革発展政策ローン”の第1段階が成功裏に実施されたことを述べ、第2段階の融資を近いうちに行うよう希望した。
さらに、モンゴルの畜産、農業分野で日本の技術協力、融資、投資を増やし、地域の輸送、ロジスティック、エネルギー網改善へのイニシアティブ、投資案件に参加する興味があることを確認した。今年4月にモンゴルから日本へ特定技能実習生派遣についての協力文書を両国が締結したことを述べ、今後継続していくことになった。両国の外務省間の領事初顧問会合を今年7月に開催することになった。
河野外務大臣は、モンゴルが国連の防衛事業に積極的に参加していることを日本政府は高く評価していると述べ、今回、“カーン・クエスト2019”多国間共同訓練に日本の陸上自衛隊がこれまでの最大規模である60人が参加していることを述べた。