国際通貨基金のプログラムの融資で、2018年に8億USDがモンゴルに入って来るはずだったうち、4億USDが入った。これについてKh.Bulgantuya財務副大臣にインタビューをしたところ、「今年2018年の残りの4億USDが入って来るのを待っている。モンゴル経済は困難であるため、すぐに8億USDを与えるわけがない。必ずモンゴル政府が長期的に経済を特化し、安定させ、投資によりよい法制の大きな改革を行う必要がある。秋期国会で協議すべきだった法律を協議しなかったことに関係している」と述べた。
 国際通貨基金のプログラムの融資4億USDが途絶えたのは、モンゴル政府の不安定な状態と関係があると報じている。昨年秋、国家大会議で協議すべきはずの問題が協議されず、M.Enkhbold前国家大会議長の解任問題でボイコットし、法律承認の時間を政治化し過ごしたことが、経済にこのような悪影響をもたらしたとエコノミストらは話している。
 このプログラムの主な目的は、モンゴルの支払いバランスを改善し、予算赤字を段階的に下げることである。このプログラムを実施し、3年間で55億USDの融資を行ううち、国際通貨基金から4億3千万USDが、アジア開発銀行、世界銀行、及び日本、韓国などの隣国から総額30億USDの支援を受けることになった。
 
情報元:Medee.mn