モンゴルKh.Battulga大統領の支援の下、「東北アジアエネルギー統合システムの戦略」・案件の国際フォーラムが3月1日(金)、ウランバートルで開催。同フォーラムをモンゴル政府、アジア開発銀行(ADB)が共催。講演者からのスピーチ及びインタビューの概要は
下記のとおり。

Kh.Battulga大統領:私は2018年9月、ロシアで開催された「東洋経済フォーラム」中、東北アジアエネルギー統合システムの戦略」・案件を至急実施する目的を持つ「調整機関」のウランバートルでの開設を提案。アジアスーパーグリッドは高い経済性を持っていることを皆様の調査結果が確証している。エネルギー資源、生産能力、送電線、消費者を総合的にマネジメントできる最適な解決方法は、アジアスーパーグリッドだ。
1KW/6㌣、もっと安価で発電できる。同水準は東北アジアの一部消費者の電気代の3分の1の価格だ。アジアスーバーグリッドの結果、電力を消費者へ超安価で供給する環境が整備され、生活水準が改善される。モンゴル、ロシア、中国、日本、韓国、国連などはアジアスーパーグリッドに関心を持って調査し、会談を行ってきたが、実施されず現在に至った要因は、政治信用性という専門家の議論もある。結論を言えば、アジアスーパーグリッド構想に取り組んでいるモンゴル、ロシア、中国、日本、韓国、北朝鮮の最適な取り組みを確保できる機関の設立だ。同機関の設立を再度強調したい。同案件の実施に向けて実施されてきた調査を組み合わせ、総合的な政策を策定し関係する契約、条約を準備する等の直面する事務を同機関が実施すべき。皆様がこの方針で協議を行い、提案、アドバイスを出すと信じている。

アジア開銀(ADB)、Yolanda F.Lommenウランバートル事務所長:東北アジアは二酸化炭素の約40%を排出している。モンゴルの再生可能エネルギー開発により、地域の二酸化炭素排出量を削減できる。このような環境を整備するため、地域的な総合電力システムの開発はが重要、これは本日のフォーラムの重点だと述べた。

モンゴルエネルギー調整委員会のA.Teleihan会長:現在、モンゴル、ロシア、中国、日本、韓国、北朝鮮をカバーする総合電力システムが取り上げられており、アジア開発銀行はアジアスーパーグリッド構想の調査費を負担。同調査をフランスの会社が実施しており、調査レポートは2019年5月に出ると述べた。
 
情報元:Gogo.mn