モンゴルで治療が不可能な39の病気のうち7つをモンゴルで行えるようになった。これについて保健省病院支援局のM.Oyunchimeg専門家にインタビューを行った。
 
―年間、何人が海外へ行って治療を受けているか。これに関する調査があるか。
 
―近2年の調査で臓器移植、心臓血管及び神経外科で198人が海外で治療を受け、113億9840万トゥグルグの費用がかかった。治療を受けた全患者の71.2％を上記の病気が占めている。このうち、海外で治療を行っていた36種類の病気を国内で治療可能になった。
 
―どんな病気がモンゴルで治療可能になったのか。
 
―頸動脈及び脊髄動脈硬化・閉塞の際の手術、中脳柱組織位置奇形、不整脈の際のアブレーション治療、食道、気管の瘻孔、胃腸の癌の際の化学療法、広範囲のやけどの跡の治療、先天性の卵巣未発達、男性の精管の病気による不妊治療などだ。
　例えば、神経外科の2つ、心臓外科の1つ、癌の2つ、外傷の1つ、不妊の2つの病気をモンゴルで治療できるようになった。昨年7月以降、不整脈のアブレーション治療が行われた回数で100近く、脳血管内の外科治療の414人をモンゴルで行った。
 
―例えば、不整脈の治療をいくらで行うことができるか。
 
―不整脈の治療を東南アジアで8000～20,000米ドルで、脳血管内の手術に最低で50,000米ドルかかる。これは治療だけの費用だ。このほかに付添人の渡航費、宿泊費、食費、交通費がかかるため、経済的に困難だ。
　しかしモンゴル国内で不整脈の治療を行えるようになり、1千万～1300万トゥグルグが健康保険適用になり、患者負担は500万～600万、高価格の脳血管内手術費は最高で6000万～7000万、最低で800万～1千万トゥグルグを健康保険適用になり、患者は1千万～300万トゥグルグを支払い、国内で治療できるようになった。
 
―だいたいのモンゴル人は、どこの国で治療を受けているか。
 
―必要不可欠になって海外で治療を受けたモンゴル人が行った国を見てみると、韓国41.3％、インド26.6％、中国19％である。
情報元：News.mn