Oyu Tolgoi社のArmando Torres社長へのインタビューのトピックスは下記のとおり。
  • OT社と政府との間に155百万USDのTax Act問題があった。我々は政府と締結した契約とおり支払うべき5百万USDの税金を支払った。双方が合意できなければ仲裁裁判所に告訴する。これは普通のプロセス。双方が合意し同問題を解決できると期待している。2010年以降、20億USDの税金、手数料を支払った。これは全収入の18%だ。
  • Oyu Tolgoi社は2010年以降、80億USDを税金、給料、購入に経費。Erdenes Tavan Tolgoi社は、OT社の34%を所有しているため、債務をも負担すべき。投資家からの債務を返済した後、配当できる。配当開始はOT案件の成功と直接関係する。2032年というタイムは変更する恐れがありえる。
  • 我々はTavan Tolgoi-CHPの開発案件に合意できたことに満足している。
2020年からTavan Tolgoi炭鉱で300MWのCHP開発事業を開始し、2023年に運転を開始するよう計画した。発電力を生産できる。2027年にOyu Tolgoi案件の電力消費量は約300MWに至る見込み。
  • 弊社は銅精鉱をGashuunsukhait-Gantsmod通関所軽油で輸出している。石炭輸送道路と別の道路で輸送事業を行っているが、一つのゲートで国境を渡っている。Gashuunsukhait-Gantsmod通関所の問題は直ぐ解決しにくい問題だ。両国が通関所の問題を完璧に解決して欲しい。
  • 2019年はハードになる見込み。米中貿易摩擦が市場を不安定化している。銅価格は予測水準より低くなる見込み。世界市場は読み込めない状況になっている。
中国は銅の最大消費国のままである。しかし我々は今後、10年の戦略に新たな市場へ進出する予定。日本、韓国の市場を調査し、去年日本へ銅精鉱の輸出テストを行った。
  • Tavan Tolgoi炭田のIPO、Tavan Tolgoi-CHP案件、Oyu Tolgoi-坑内掘案件が成功すればモンゴルの経済は飛躍的に発展する。ただし政府、国会、大統領と多様の関係を持つ。
情報元:Gogo.mn