国際通貨基金の拡大信用供与プログラムがモンゴルで実施されて2年になろうとしている。プログラムは2017年5月から開始され、モンゴルの支払いバランスを改善し、予算赤字を段階的に減らす目的である。拡大信用供与プログラムを実施する3年間でモンゴルに55億USD融資されるうち、国際通貨基金から4億3千万、アジア開発銀行、世界銀行、日本、韓国などから合わせて30億USDの支援を受けることになった。
 2018年に外貨基金プログラムでモンゴルに8億5千万USDが入ってくることになっている。内訳は、国際通貨基金から1億3500万、他の金融機関、寄付国から7億USD近くの融資が行われる。現在のところ、3億USDの融資が行われ、5億USDの融資を待っているとモンゴル銀行が報告した。2019年1月に世界銀行の調整委員会が会議し、モンゴルに与える融資額を承認する。世界銀行が融資を承認した後、日本政府の融資が入って来る。日本政府から8億USDのソフトローンが与えられる。
情報元:Itoim.mn