北東アジアスーパーグリッド構想のB.Byambasaikhan戦略担当者へのインタビューは下記のとおり。
Q: 11月末、ウランバートルで“アジアスーパーグリッド構想2018”フォーラムが開催された。
  同フォーラムの効果はいかがでしょうか?
A:  国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)、アジア開発銀行(ADB)、韓国大使館、Rosseti
  株式会社、韓国の電力エネルギーコーポレーションKEPCO、中国エネルギー委員会等の代表が
  会談した。
  同会談では、 “アジアスーパーグリッド構想”において実施された、実施中の経済及び技術
  の調査結果を紹介した。調査結果により、アジアスーパーグリッド構想を新たな段階に写す意
  欲はさらに高まった。
  モンゴルは“アジアスーパーグリッド構想”に一番積極的に取り組んでいると国連から評価さ
  れた。2018年8月、モンゴルで “アジア太平洋再生可能エネルギーフォーラム”が開催、エ
  ネルギー省とアジア開銀(ADB)の共催により、北京でエネルギーフォーラムが開催。
Q: 同フォーラムにて紹介された調査結果における専門家達の印象、立場、コメントはいかがでし
  ょうか?
A: モンゴル、中国、ロシア、韓国、日本は経済性があることに一致。技術的にも可能とみなした。
  今、対象国らのエネルギー網の統合における技術面のソリューションを策定しているところ。
  どんな送電線をどんな変電所で組み合わせる、どこでどんな案件を実施する等、詳細な課題へ
  の調査に入っている。また、各国は政治的に合意しなければならない。
  2018年11月29日、東京で開催される「Invest Mongolia-2018フォーラム」の際に、“アジア
  スーパーグリッドビジネス・技術会”も開催される。日本の技術系企業がKh.Battulga大統
  領の提案に関心を示し、モンゴルとのビジネス協力の可能性を調査している。
Q:  “アジアスーパーグリッド構想”の投資問題の解決策をどうみているか?
A: 現在、世界中の融資機関は石炭によるエネルギー案件に融資しないと既に決定。地球温暖
  化問題により、世界中でクリアなエネルギーに向いている。
情報元:Ikon.mn