• Kh.Battulga大統領は、第4回東洋経済フォーラムに出席、重要なポイントは、モンゴル・ロシア・中国の経済回廊の促進を指示するメカニズム設立における
MOUへの調印だった。
経済回廊構想を担当する組織を設立し、日常的に管轄していく。モンゴル側から外務副大臣、ロシア側から経済開発副大臣、中国側から発展改革委員会副会長が担当し、それぞれ関係組織を引き入れて統括的に管轄していくことになる。
  • アジアスーパーグリッド構想に日本のSoftbank社、中国のState Grade Corporationが非常に関心を持っている。Shivee Ovoo案件と関係するState Grade Corporation社長がフォーラム中、Kh.Battulga大統領と会談。
  • ロシア側と1000億ルーブル(約17億USD)の借款について会談。2年前から取り上げられてきたが、ロシア側は政府保証を求めてもIMFは拒否し中断していた。Kh.Battulga大統領は、モンゴル政府が保証を出さない形で、CHP-4、CHP-3、ウランバートル鉄道公社が商業契約をロシア側と締結する形で借款を受けるよう提案。
  • ロシア側は、モンゴル側が30百万t/年を輸出する場合、海港でターミナルを開発しなさい、5百万t/年を輸出する場合、ロシアの海港ターミナルを利用しないと提案している。Tavan Tolgoi炭田~Saishand間の鉄道を敷設できれば、世界市場価格で原料炭を販売できる。20~30百万t/年の石炭輸送をウランバートル鉄道公社の鉄道はカバーできない。上記の1,000億ルーブルの借款は石炭輸出事業と深く関係している。
 情報元:sonin.mn