Gashuunsukhait-Gantsmod国境検問所を結ぶ越境鉄道の建設工事は、現時点で全体の進捗率が65%、軌道など上部構造の組立工事が25%となっている。工事パッケージ第2区間に当たる長大橋の建設では、橋梁用桁760本すべての架設を終えた。
 桁架設の完了を記念した式典には、国会議員兼道路・運輸相のB.Delgersaikhan氏、鉄道庁長官のB.Artur氏、Tavantolgoi Railway LLC取締役会会長のD.Munkhbat氏、China Energy Group国際協力部長のBao Fan氏、CRBG最高経営責任者のLi Gengxiu氏らが出席した。
 式典冒頭でB.Delgersaikhan道路・運輸相は、同越境鉄道がモンゴルと中国の鉄道協力史に重要な位置を占めると述べた。1955年に締結された「モンゴル・中国国境鉄道協定」で始まった協力関係を新たな段階に引き上げ、約70年を経て実現する2本目の国境鉄道接続として歴史的意義があると強調した。
 両国政府間で21年間にわたって続けられた交渉と協力の結果、Gashuunsukhait-Gantsmod国境鉄道接続計画を具体的な建設事業として進めることができたという。同相は今後、計画した工程・期限に沿って事業を段階的に遂行し、両国の鉄道網を確実に接続するとともに、越境輸送能力を拡大し、貿易・経済協力を新たな水準へ発展させるため、あらゆる努力を傾ける方針を表明した。
 国境をまたぐ鉄道の本線延長は19.5キロで、標準軌10.8キロ、広軌8.7キロからなる二つの軌間の線路を整備する。線路の敷設総延長は32.6キロ、年間貨物輸送能力は3,000万トンを計画している。
 同計画は標準軌・広軌の複線路線を備え、全体の本線延長が19.5キロに及ぶ大型建設事業で高さ8~31メートルの単線および複線の橋梁構造物を設ける。工事現場には技術者・エンジニア866人と建設機械311台を投入している。2027年4月の供用開始と試験列車の運行を予定している。開通後は輸送量が年間3,000万トン増加し、常用雇用200人、臨時雇用800人の創出が見込まれる。輸送コストの低下と輸出競争力の向上にもつながる。国境検問所、物流、関連サービス、インフラの拡充は、ウムヌゴビ県や国境周辺地域の地元企業、雇用、サービス産業に新たな事業機会を生み出す基盤となる。

情報源:Udriin sonin日刊紙