豪州証券取引所(ASX)上場のAzzuro Resources PLCは、2026年上半期の事業・財務状況を発表した。4月に取得したRed Hill(Maikhan Uul)銅・金プロジェクトでは、約550メートルにわたる高品位の銅・金鉱化帯を確認した。Yambat Ovalプロジェクトと合わせた初期のJORC探査ターゲットは、2,100万~5,500万トンと見込まれている。
Azzuro Resources PLCが発表した半期報告書によると、最大の成果となったのは、2026年4月に取得したRed Hill(Maikhan Uul)銅・金プロジェクトである。
同プロジェクトでは、15本、総延長1,883.9メートルのボーリング調査を実施。その結果、約550メートルにわたり高品位の銅・金を含む大規模な鉱化システムを確認した。鉱化は西側、東側、さらに地下深部へ続いており、今後の探査によって規模がさらに拡大する可能性がある。
また、地表に近い約600メートルの範囲では、新たな金鉱化帯も確認された。加えて、3D重力探査によって地下深部に大規模な高密度構造が確認されており、追加的な鉱床が存在する可能性も示されている。
一方、Yambat Ovalプロジェクトでは、計6,729メートルのボーリングを実施し、確認された鉱化帯の延長を880メートルまで拡大した。これらの結果を受け、Red HillとYambat Ovalの2プロジェクトを合わせた初期のJORC探査ターゲットは2,100万~5,500万トンと評価されている。
さらに、両プロジェクトは地理的にも近く、将来的には道路などのインフラ、鉱石処理設備、物流網を共同利用できる可能性がある。このため、開発段階でのコスト削減につながることが期待されている。
上半期は約106万豪ドルの純損失財務面では、Azzuro Resources PLCの2026年上半期の純損失は1,055,237豪ドルとなった。前年同期の純損失1,022,635豪ドルとほぼ同水準だった。
期末時点の財務状況は、
  • 現金残高:285万豪ドル
  • 純運転資本:273万豪ドル
  • 探査・評価関連の資産計上額:1,113万豪ドルとなった。
取締役会は、現在の資金状況について、今後12カ月を超えて事業を継続するために十分な財務基盤があると判断している。
同社の普通株式発行済み総数は820,666,895株で、株式報酬準備金は1,473,683豪ドルとなった。また、ASXにおける株式のエスクロー期間終了に関連し、32,303豪ドルの手数料を支払った。
2026年末までに初の正式資源量を確定へ同社は現在、100%保有するKhukh Tag graphiteプロジェクトとTsagaan Ders lithiumプロジェクトについても、資産価値を高めるための選択肢を外部アドバイザーと検討している。今後の最も重要な目標は、2026年末までにRed HillとYambat Ovalの両プロジェクトについて、JORC 2012基準に基づく初の正式な鉱物資源量を確定することである。その上で、両プロジェクトの商業的・経済的な開発可能性を本格的に評価する方針としている。
 
情報源:Mongolianmininngjourna