U.Khurelsukh大統領とタジキスタンのEmomali Rahmon大統領は21日、首脳会談後に共同記者会見を開き、会談成果について説明した。
Khurelsukh大統領は、Rahmon大統領の今回の国賓訪問に合わせ、貿易・経済、教育、青年・スポーツ、観光、地質・鉱物資源、環境など幅広い分野で11件の協力文書に署名し、両国関係の拡大・発展に関する共同声明を採択したことを高く評価した。
また、モンゴル産の食肉、羊毛、カシミヤ、皮革製品と、タジキスタン産の果実、野菜、綿製品の貿易拡大で合意したほか、モンゴルの羊毛・カシミヤ産業とタジキスタンの綿・繊維産業を結び付け、高付加価値製品を共同生産していく方針を示した。さらに、今回開催したモンゴル・タジキスタン・ビジネスフォーラムが企業間連携や投資拡大に重要な役割を果たしたと指摘し、両国ビジネス評議会の設立を支持するとともに、輸送・物流分野での協力も強化していく考えを示した。
文化分野では、両国の国立博物館が歴史・文化遺産に関する共同研究や共同事業を推進するほか、水力発電や環境分野でも協力を深化させ、「10億本植林運動」と「国家グリーン開発プログラム2040」を連携させ、気候変動対策や砂漠化防止を進める方針を明らかにした。
また、国連をはじめとする国際機関における緊密な協力を継続するとともに、8月にモンゴルで開催される国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)へのハイレベルでの参加に期待を示した。一方、Rahmon大統領は、今回の会談では貿易・経済協力の拡大に向け、新たな協力分野や枠組みの構築を重視したと説明した。
製造業、軽工業、食品産業、エネルギー、建設、農業、畜産など幅広い分野で協力について協議したほか、両国間の貿易額拡大と輸出入品目の多様化が必要との認識で一致したと述べた。また、企業や経済界によるビジネスフォーラムや政府間委員会の開催は、貿易・経済関係の発展に大きく寄与するとの認識を示した。
さらに、文化・人的分野での協力強化は両国国民の友好関係を深める重要な基盤であるとし,科学,教育,文化,青年政策,観光,スポーツなど幅広い分野で交流を拡大していく方針を確認した。モンゴルで開催された「タジキスタン文化の日」を高く評価するとともに、今後も共同事業や交流プログラムを推進する考えを示した。
このほか、国際・地域情勢についても意見交換し、平和、安全保障、持続可能な発展に向けた連携を強化することで一致した。水資源や気候変動への対応についても重要課題として取り上げられた。
Rahmon大統領は、来月ウランバートルで開催されるCOP17への支持を表明するとともに、環境保護に向けたモンゴルの取り組みを高く評価し、気候変動対策に関する両国の協力を国際舞台でも継続していく考えを示した。

情報源:Montsame通信