ウランバートル市および環境省の共同決定に基づくもので、今後はユーロ5規格への移行を進める。
大臣は、中国およびロシアへの公式訪問の成果として、燃料の安定供給と競争的価格での長期取引に向けた事前合意を得たと説明。中国側とは天然資源分野での長期協力、技術移転、投資促進について協議したという。
特に重要な進展として、中国国有石油会社 PetroChina Daqing Tamsag に対し、追加探鉱の許可を与えることで合意した点を挙げた。同社は1990年代からモンゴルで原油生産を行っており、国内製油所の原料確保に資する。税・手数料を巡る過去の認識差を整理し、探鉱・生産を拡大して原料供給を安定化させる長期契約を結ぶ方針だ。
ロシア訪問では、2024年第4四半期に発生した燃料不足の再発防止を協議。需要増に対して国内の貯蔵能力が不足しているとして、ロシア側の国境近接地域で貯蔵タンクを賃借し、輸入・通関を円滑化する枠組みで一致した。政府は税関・税制面での支援を行う考えだ。
燃料規格について大臣は、「ユーロ2は硫黄分が高く、健康・環境負荷が大きい。世界的にはユーロ5が標準で、中国はユーロ2超、ロシアは全面的にユーロ5へ移行済みだ」と説明。ウランバートルでは2026年6月からユーロ5のみとし、全国的にも段階的移行を進めるとした。
また、国内製油所はユーロ5製品を生産し、稼働後は国内需要の約50%を賄う見通し。原料確保のため、PetroChina Daqing Tamsag との協力を深め、追加探鉱・増産を進める。
大臣は「現在の生産分与契約(PSC)は旧来型で、2030~31年に満了する鉱区もある。将来を見据え、既存事業者と合意を重ねて探鉱・生産の拡大を図る必要がある」と強調した。
情報源:itoim.mn




















