Rio Tinto は、2025年10~12月期(第4四半期)の決算で、グループ全体の銅生産量が前年同期比5%増となったと発表した。モンゴルの Oyu Tolgoiプロジェクトにおける坑内堀鉱山操業の拡張が主因だという。
 
世界最大級の銅鉱山であるチリの Escondida では、銅生産が前年同期比で10%減少したものの、Oyu Tolgoi鉱山の生産量が通年で57%増と大きく伸び、減産分を補った。
この結果、2025年下期における Rio Tinto の純利益の約25%を銅事業が占めた。一方、収益の大半は引き続き鉄鉱石事業が支えている。第4四半期の鉄鉱石出荷量は7%増の9,130万トンに達し、豪州Pilbara地域の主要鉱山では過去最高水準の生産を記録した。
 
それでも同社の長期成長戦略の中核は銅であり、資源大手 Glencore の買収構想においても、銅が最大の戦略的動機とされている。Rio Tinto は2月5日までに、正式な買収提案を行うか、交渉から撤退するかを判断するとみられる。
 
これらの報道を受け、Rio Tinto 株はシドニー市場で最大2.47%上昇した。
情報源:Bloomberg