G.Damdinnyam産業・鉱物資源相は、中国訪問2日目となる16日、金融規制委員会の主導で開催された投資イベント「Connecting Mongolia’s Capital Market: Beijing – Investment & Mining」に出席し、政府の投資政策と資本市場の役割について演説した。同イベントには、中国側から100社超の企業代表、モンゴルの鉱業関連企業約50社が参加した。
大臣は基調発言で、モンゴルは鉱物資源、工業、エネルギー、インフラ分野で大きな潜在力を有していると強調した。経済成長の基盤は鉱業およびそれに付随する加工産業であり、これらを長期的、安定的、かつ透明な資金調達で支えることが国家発展の重要課題だと述べた。
その上で、モンゴル政府は単なる資源採掘にとどまらず、高付加価値型の製造業、インフラ整備、技術革新に向けた投資を重点的に支援する方針を採っており、こうした投資を呼び込む最も有効な手段が資本市場であるとの認識を示した。
近年、モンゴルの資本市場は急速に発展し、市場評価額や取引高が継続的に拡大している。株式・債券市場に加え、グリーンファイナンスやサステナブル金融商品も実体的に成長している。政府は同時に、規制環境を国際基準に合わせ、透明性とコーポレートガバナンスを高める大規模改革を進めているという。
また、鉱産物取引を市場原理に移行させる改革の一環として、鉱産物取引所制度を導入した。
これにより、石炭や銅など戦略資源の価格透明性が向上し、市場基準価格の形成や、物流・決済リスクの低減につながったと評価した。今後は、この取引所制度を国際的な資本市場やデリバティブ市場と連携させることが次の重要課題だとした。
モンゴルは中国の近隣国であり戦略的パートナーで、両国経済は相互依存、相互利益の関係で発展してきた。
特に鉱業、エネルギー、インフラ分野における中国の投資と市場参加は重要な役割を果たしてきたと指摘した。
政府は現在、鉱業を採掘中心から加工産業中心へ転換する方針の下、銅製錬、鉄鋼生産、石炭ガス化、金精錬・加工といった大型プロジェクトの準備を進めている。これに伴い、重工業法、鉱物資源法など関連法の改正を通じて法制度の整備を進めており、国際投資家、とりわけ中国の投資家に対し、これらの大型プロジェクトへの参画を呼びかけた。
最後にG.Damdinnyam大臣は、モンゴルは資本市場と鉱業の連携を新たな段階へ引き上げ、地域および国際市場と、より開かれ、柔軟で競争力のある形で結びつく十分な可能性を持つと述べた。本イベントが、具体的な協力と新たな取り組み、相互利益に基づくパートナーシップの出発点になるとの期待を示した。
情報源:News.mn




















