モンゴルの航空業界は、2026年に大きな転換期を迎える見通しだ。観光専門Travel and Tour Worldは、2026年がモンゴル航空にとって成長・刷新・拡張の年になると指摘している。
カナダ直行便が実現、北米との距離縮まる2026年の注目点の一つが、カナダの航空会社 Air Transat によるトロント―ウランバートル直行便の就航だ。2026年6月から週2便で運航される予定となっている。この直行便は、カナダ在住のモンゴル人の移動利便性を高めるほか、カナダからの観光客やビジネス関係者の流入促進、両国関係の強化にも寄与するとみられる。欧州や中東経由だった従来ルートに比べ、移動時間が大幅に短縮される点も大きな利点だ。
Hunnu Air、東南アジア・中国へ拡大モンゴルの民間航空会社 Hunnu Air は、地域路線の拡充に力を入れている。2025年末にはベトナムのフーコック、ニャチャンへのチャーター便を開始しており、冬季の温暖地需要を背景に、2026年も運航継続が見込まれている。また、中国・フフホト(呼和浩特)への定期便を再開し、2026年も継続運航する計画だ。これはモンゴルと中国の国境地域における貿易や観光の活性化に資する重要な路線とされる。
中国・東南アジア路線、運航頻度を増加国営航空会社 MIAT Mongolian Airlines も、地域航空ネットワークの強化を進める。2026年には北京、上海路線の増便や、ベトナム・ハノイなどへの就航機会拡大を検討しており、観光客の増加や文化・ビジネス交流の深化が期待されている。
欧州・北米路線も視野にモンゴル政府と Civil Aviation Authority of Mongolia は、2026年以降に欧州および北米への新規路線開設を目標に掲げている。専門家は、Chinggis Khaan International Airport におけるターミナル拡張、サービス刷新、旅客動線管理の改善が、国際線増加を支える基盤になると指摘する。
情報源:Bloomberg




















