モンゴルの石油精製所プロジェクトに関わる専門家は、インドで大型設備の出荷準備と防錆作業を完了し、2026年1月1日からモンゴルへの輸送を開始する。設備到着後、現地での据え付け工事に入る予定だ。

このプロジェクトは、モンゴル政府がインドのExim Bank of Indiaと協力して進める石油精製所建設計画で、2016年から協議が始まり、約10年にわたる準備段階を経てきた。近年は工事が本格化しており、2025年11月時点で建設進捗は約50%に達している。

関係者によると、2027年に建設工事を完了し、2028年の稼働開始を見込む。フル稼働時には年間150万トンの石油製品を精製でき、国内需要の50~100%を賄う能力があるという。


情報源:zindaa.mn