韓国国会の副議長 Joo Ho-young 氏は、モンゴル国会のモンゴル・韓国議員連盟会長 B.Bat-Erdene 氏率いる代表団と会談し、エネルギーやレアメタル分野などで両国が緊密に協力するため、議会レベルで相互に支援していく方針を確認した。
モンゴル国会のモンゴル・韓国議員連盟のメンバーは、2025年12月14日から18日まで韓国を公式訪問している。12月15日には、韓国国会副議長のJoo Ho-young 氏が代表団を迎え、意見交換を行った。
会談の冒頭、Joo Ho-young 氏は、両国の議会間交流が活発に行われていることを高く評価した。これに対し、B.Bat-Erdene 氏は、今回の訪韓に先立ち、モンゴル国内に居住する韓国人住民と面会し、意見や要望を聴取したことを紹介した。両国に居住する国民が直面している法的課題や生活上の問題については、議会レベルで解決を図ることが重要だと強調した。
また会談では、エネルギー、レアアース(希少金属)、教育、科学技術、雇用、ビジネス分野において、両国が緊密に協力する必要性について意見が一致した。今回の訪問期間中、これらの分野の関係者との公式会合も行われているという。
さらに、韓国政府の無償援助により進められている「モンゴル・韓国希少金属共同研究センター」が今月12日に開所したことにも言及した。B.Bat-Erdene 氏は、この事業が両国の戦略的パートナーシップの具体的成果であり、レアメタル分野での協力の重要な第一歩になると述べた。
会談には、モンゴル国会側から D.Batbayar, B.Bayarbaatar, J.Galbadrakh, D.Regdel, D.Enkhtuya 各氏が出席した。韓国側からは、韓国・モンゴル議員友好連盟会長のJin Sung-joon 氏、副会長のIm Woo-kyung 氏のほか、Jeon Yoon-gi, Kim Dae-sik, Yang Bu-nam 各氏が同席した。
情報源:国会広報室




















