開会式で、モンゴル商工会議所のB.Lhagvajav会頭は、「モンゴルは天然資源、農牧業、観光、再生可能エネルギーなどの分野で大きな潜在力を持つ。一方、イタリアは高度技術や製造業で世界をリードしている。これらの相互補完的な強みは、新規プロジェクト創出やパートナーシップ深化の基盤となる」と述べ、「今後ビジネス交流を定期化し、2026年にモンゴルでフォーラムを開催する意向を示した。また両国企業のマッチングや共同プロジェクトの推進、イノベーション分野での協力拡大に前向きな姿勢を示し、「イタリアの皆様に、モンゴルの発展と新たな可能性をぜひ知っていただきたい」と呼びかけた。
イタリア側も、同フォーラムが両国のビジネス関係強化に向けた重要なプラットフォームであると評価し、イタリア企業の経験や技術革新をモンゴル市場に取り入れる可能性に期待を寄せた。
フォーラムに,モンゴルから70人余り,イタリアから約80人の企業関係者や官民の代表が参加した.皮革、羊毛・カシミヤ、食品産業、観光、貿易・投資など幅広い分野で協力を拡大する方策について意見交換した.参加者からは,今回の開催を機に両国の経済関係が一段と深化し,実務レベルでの協力が進展するとの期待が示された。
会場で同時に、テキスタイル・アパレル、皮革、農牧業、食品産業など主要分野の分科会も実施された。現在、モンゴルはイタリア向けに羊毛・カシミヤ、皮革、鉱産品などを輸出し、イタリアから食品、設備、機械、医薬品、医療機器など多様な製品を輸入している。
情報源:Montsame通信




















