Mongoliin Tumur Zam社の O.Batchuluun 社長は、日本のOriental Consultants Global Co., LTDの鉄道・貨物輸送・計画部門の Chief Engineerであり、作業チーム代表を務めるNishimura Koji氏ら技術者チームを迎え、協議を行った。
  • 積み替え施設の拡張・能力増強に関する協議
会談では、日本の無償資金協力の枠組みを活用し、Zamiin-Uud検問所にあるMongoliin Tumur Zam社の積み替え施設の機能強化および処理能力拡大の可能性、さらに今後の協力分野について意見交換が行われた。
  •  無償資金協力の継続協議
双方は、2023年6月21日に、モンゴル国の道路・運輸開発副大臣と、在モンゴル日本大使館の大使級で協議された無償資金協力案件についても継続して検討することで一致した。当時の協議では、モンゴル側は鉄道輸送の生産性向上に向けた無償支援の実施を提案し、日本側はこの目的を支持し、協力する意向を表明していた。
今回の会談は、この方針を具現化するための具体的な協力内容をさらに詰める場となった。

情報源:Mongoliin Tumur Zam社