モンゴル運輸省は17日、Gashuunsukhait–Gantsmod検問所の越境線建設プロジェクトについて、準備作業が最終段階に達し、コンクリート混合プラントや鉄筋加工ヤードの稼働準備が整ったと明らかにした。
プロジェクトには、Tavantolgoi Tumur Zam公社のエンジニアチームが参加し、中国側施工を担当する China Railway Construction Bridge Engineering Bureau Groupが運営するコンクリートプラントの作業を継続的に監督している。
同プラントは、
• 1時間あたり360㎥のコンクリート生産能力
• 2基のHZS180型自動混合システム
を備えた最新設備で、砂を洗浄・精製する装置や、骨材を加熱して乾燥させる貯蔵施設などを備える。これにより、季節や気候条件に左右されない高品質コンクリートの生産が可能になるという。
また、プラントに併設されたT字型鉄筋コンクリート梁の製造施設では、全自動型枠システムと蒸気養生を用いて梁の強度と品質を確保しており、現在までに60本の梁が完成している。
さらに、同施設には国際規格に沿ったコンクリート・骨材の品質、強度、密度、粒度などを測定する総合試験ラボも設置されている。エンジニアチームは全工程で監督を行い、構造物の品質および国際基準を確実に担保している。


情報源:gogo.mn