モンゴル国会の環境・食料・農牧業常任委員会と経済常任委員会の合同により、「Khalzan Buregtei鉱床の採掘・環境影響・リスク評価」に関する一般監視公聴会が開催され、報告書が提出された。
報告を行ったのは同公聴会の議長を務めたU.Bayarbaatar議員で、公聴会には132名が参加した。
Khalzan Buregtei鉱床はモンゴルの長期政策における重要なレアアース鉱床であり、現在は探査段階にある。鉱床にはディスプロシウム、テルビウム、ネオジム、プラセオジムなど重要な磁性材料元素が含まれるが、放射能は自己発生しないと説明された。市場需要が高まる中、この鉱床を活用して複合酸化物など中間製品まで国内加工を進めることは極めて重要であり、付加価値増大と国際市場での安定供給国としての地位確立につながると報告された。放射線については、過去に家畜で報告された異常出生例を検査した結果、放射線起因の証拠は認められず、天然放射線量も安全基準を大幅に下回っており、健康被害リスクは低いと結論づけられた。
探査許可は法に基づき取得されており、政府および専門家評価でもライセンスは有効で違法性は確認されなかった。水資源の重大な汚染は確認されなかったが、今後の採掘段階に備え、使用水量の精密計算と供給源の確保が必須と指摘された。また、住民との情報共有やコミュニケーションが極めて不十分であった点が課題として挙げられた。公聴会ではさらに、レアアース関連法制度が複雑で重複しているため、整備と法改正が必要との意見が示された。
最後に、政府機関・事業者・専門家・地域住民の連携を強化し、探査終了後は鉱量評価、FS、環境影響評価を公的審査にかけ、採掘の可否を科学的に判断すべきとされた。
情報源:mining.mn




















