モンゴル国開発銀行の取締役会は19日に開かれた会合で、S・バータルスレン氏を、正式な最高経営責任者(CEO)が選任されるまでの間、CEO代行に任命したと発表した。
 
これまでCEO代行を務めてきた Z.Narantuya氏は、2024年11月7日の就任以来、政府会議において開発銀行法改正案の審議が進み国会提出が決まったこと、国際市場で5億ドル規模の債券発行を実施したこと、さらに同行の資本金を1.5兆トグログ増強してバランスシート上の損失是正を図るなど、複数の重要案件に取り組んできた。取締役会は、こうした改革を継続し、銀行の信頼性向上と収益拡大に努めるよう、新任のCEO代行に求めている。
 
開発銀行によると、S.Baatarsuren氏は経済学を専門とするエコノミスト。
主な経歴は以下の通り。       
 
2007~2009年 Zoos銀行 リスクエコノミスト、シニアエコノミスト
 
2009~2016年 モンゴル中央銀行 監査官、銀行清算委員会メンバー
 
2019~2020年 モンゴル開発銀行 部門長
 
2021年~現在 預金保険公社 CEO代行

情報源:Ikon.mn