モンゴルの物流大手Monlogistic Groupは、Oyu Tolgoi鉱山で生産された銅精鉱を鉄道で輸送し、Zamiin Uud国境検問所を通じて輸出すると発表した。
銅精鉱をこのルートで輸出するのは初めてで、モンゴルとしても新たな試みとなる。新ルートの開設により輸出先の多様化が進み、銅価格の安定や上昇を後押しする効果が期待されている。
Monlogistic Groupはモンゴル証券取引所に上場しており、設立から20年の歴史を持つ。輸入、輸出、トランジット、貨物、自動車輸送など包括的な物流サービスを提供する企業として知られる。
これまでOyu Tolgoi社は過去12年間、銅精鉱をすべてGashuunsukhait国境検問所を経由しトラック輸送で輸出してきた。今回、新たにZamiin Uud検問所経由で鉄道による輸送を開始することで、モンゴルの鉱物資源輸出における輸送ルートの多様化が進むことになる。

情報源:mining.mn