中国・天津市で開幕した国際鉱業見本市「China Mining 2025」の初日に、
モンゴル政府と産業団体が共催する「Mining in Mongolia」投資デーが開催された。
モンゴルの鉱業部門の現状や投資環境、将来展望を国際的な投資家に紹介することを目的とした催しで、
政府関係者や企業幹部など約150人が出席した。
■ 官民連携でモンゴル鉱業を発信
主催は、モンゴルの在中国大使館、産業・鉱物資源省、およびモンゴル鉱業全国協会。
開会式では、モンゴルのN.Enkhbold駐中国特命全権大使と、
中国自然資源省地質・鉱業監督局副局長のNiu Li氏が挨拶を行った。
モンゴル側からは、国会議員のJ.Zoljargal、Ch.LodoiSambuu、S.Tsenguun各氏、
産業・鉱物資源省政策企画局長のM.Mendbayar氏、
国営企業Erdenet Mining Corporationの総裁G.Yondon氏、
モンゴル鉱業全国協会CEOのG.Erdenetuya氏らが登壇した。
■ 投資機会を紹介
セミナーでは、産業・鉱物資源省政策企画局長のM.Mendbayar氏が
「産業・鉱物資源分野における政府方針」を説明。
続いて、鉱物・資源庁の石油部長S.Tuvshinbayar氏が
「モンゴルの地質・鉱業・石油部門の現状と展望」を発表。
さらに、国営鉱業グループErdenes Mongol公社の
品質・生産性部門マネージャーD.Yadamjav氏が同社の投資案件を紹介した。
国営石炭会社Erdenes Tavantolgoiやモンゴル証券取引所の代表も参加し、
取引所を通じた鉱産物の売買制度について説明が行われた。
■ 中蒙協力の重要性を確認
出席者らは、モンゴルと中国の鉱業分野での協力をさらに深化させ、
地域全体で「持続可能かつ責任ある鉱業開発」を推進することの重要性を確認した。
「China Mining 2025」ではモンゴル以外にも、
サウジアラビア、イラン、カザフスタン、ネパール、マダガスカルなど多数の国が、
それぞれの鉱業・資源分野のプレゼンテーションを行っている。
情報源:mininginsight.mn

 
     
                 
                             
                            


















