首相令第67号(2025年)に基づき設立された「Oyu Tolgoi融資金利見直し作業部会」は、10月13日に第2回会合を開催した。会合では、融資金利の適正化に向けた協議の準備状況が報告され、今後の協議日程や交渉方針について意見が交わされた。
作業部会の議長を務めるB.Javkhlan財務大臣は、関係機関に対して交渉開始に向けた準備を迅速に進めるよう指示。すでに投資家側へ、利率引き下げに関する正式な交渉提案が伝達されたことを明らかにした。この動きは,モンゴル政府がOyu Tolgoi鉱山の経済的負担を軽減し,国家収益の改善を図る取り組みの一環とみられる。
また、ikon.mnウェブサイトによるとB.Javkhal財務大臣は下記を述べた。
Oyu Tolgoi社との交渉はまだ始まっていないため、詳細について話すことはできない。しかし、両者にとって融資の厳しい条件を緩和するための良いタイミング、チャンスの時期が来ている。
モンゴル側では、信用格付けが改善した。一方で、2018年以降、Oyu Tolgoi鉱山の坑内堀鉱山の操業は順調に開始された。技術的にも後退する段階はなく、プロジェクトが停止したり、滞ったり、引き延ばされたりするリスクはまったくない。したがって、両者がそれぞれの条件を提示し、お互いの可能性を向上させ、発展させる協定・交渉を行うことに同意した。
私たちは2日前に対面での交渉を行いたいという要望を出しており、その返答が本日、実務的で迅速な形で届いた。書簡には、「双方が譲歩し、理解し合い、実務的に交渉を成功させよう」との内容が記されており、指定された期間内に来訪し、対面で会談する旨が書かれている。G.Damdinnyam大臣が率いるOntre作業部会は、近いうちに情報を提供すると思われる。
2つの作業部会は互いに連携して活動しており、交渉の進行状況を定期的に報告していく予定と述べた。
情報源:mining.mn




















