Narindra Modi首相は、個別会談の後、公式会談をした。U.Khurelsukh大統領、インドは我が国の「第三隣国」、インド太平洋地域における精神的な信頼感のあるパートナーとして位置づけ、「戦略的パートナーシップ」関係をさらに拡大し、地域および国際舞台での協力を一層深化させる意向を示した。
Narindra Modi首相は、両国外交関係樹立70周年一環として開催されているモンゴル国大統領の本国賓訪問は国民同士の友好と友情を一層強化し、「戦略的パートナーシップ」関係をさらに深化させる歴的な意義を持つと強調した。
U.Khurelsukh大統領は、両国の干支が一巡する節目にあたる協力関係の歴史的記念に際し、Modi首相が2015年にモンゴルを初めて公式訪問したことが、両国関係に歴史的な新たな章を開き、協力の発展に貴重な貢献を果たしたことを強調した。
双方は過去70年間の成果を総括し、今後の関係を新たな内容でより豊かにし、あらゆる面での協力を一層促進するとともに、経済的に重要な意義を持つメガプロジェクトやプログラムを共同で実施していくという共通の遺志を表明した。
モンゴルの長期開発政策「ビジョン2050」と、インドの国家ビジョン「ヴィクシット・バーラト2047(Viksit Bharat 2047)」を連携させ、経済、貿易、農業、エネルギー、鉱物資源、グリーン開発、文化、教育、観光などの分野における協力関係を新たな段階へと引き上げていくことが確認された。
U.Khurelsukh大統領は、関係と協力の象徴とされる石油精製工場の建設が、我が国の経済安全保障を強化し、国の発展において戦略的に極めて重要であることを強調し、インド側に謝意を表明した。
また、経済的に互恵的な協力をさらに深化させるため、両国は、新たな輸送・物流ルートの構築、第三国の港湾および輸送回廊の活用に向け、引き続き協力していくことで一致した。
情報源:Montsame通信