- 「今回の交渉では、国民全体により多くの利益が行き渡るよう取り組んでいる。そのため、Entrée Gold社が保有している2件の鉱業ライセンスをOyu Tolgoi社へ移転することはできない。
モンゴル政府は現在、Oyu Tolgoi鉱山に関して4つの主要分野で交渉を進めている。
大臣は今回の協議について、「過去の過ちを繰り返さず、“ワンストップ政策(統一窓口)”の下で、一元的な管理体制を確立して交渉を行う」と強調した。この新しい協議体制には、産業・鉱業省に加え、
- Oyu Tolgoi社におけるモンゴル側代表3名、
- Erdenes Mongol社、
- Erdenes Oyu Tolgoi社、
- 政府事務局、法務・内務省、財務省
交渉の優先順位と目的
政府は、モンゴルにとって最も喫緊の課題を優先的に取り扱い、短期・中期的に国民や国家財政に具体的な利益をもたらす項目を段階的に整理しているという。大臣は最後に、「今回の交渉の成果として、モンゴル国民、国家、そして“資源基金”により大きな利益が還元されなければならない」と強調した。
情報源:Mongolianminingjournal