2024年末時点で、1,759件の鉱物ライセンスのうち956件が登録されている。鉱物資源石油庁は、探査ライセンスと採掘ライセンスを取得しているものの操業していない54件のプロジェクトに、総投資額4兆1000億MNTが必要と報告した。昨年末時点で、1,759件の鉱物ライセンスのうち956件が事業を行わなかった。これらの大半は投資不足が原因で、金、石炭、石灰石、蛍石のプロジェクトが中心となっている。
 モンゴル中銀によると、今年第1四半期の鉱業部門への外国直接投資は4億9500万米ドルに達した。過去4年間、直接投資は年間20億~30億米ドルのペースで流入しており、外国直接投資総額の約75%を占めている。モンゴル中銀の調査によると、外国直接投資のリスクに税制環境、対外債務、政情不安、石炭価格、エネルギー供給は大きな影響を与えている。

情報源:Bloomberg