モンゴル国の311㎞の道路工事・改革を行うために、アジア開発銀行理事会は6千万米ドルの融資を決定した。“モンゴル国の経済は近年停滞し、2011年に17.3%だった国内総生産成長率が2017年に5.1%に下がった。安全で信頼できる道路網は、ビジネスや観光を支持し、経済活動を活発にし、モンゴル国の経済見通しに好影響を与える”とアジア開発銀行のSujata Gupta東アジア陸上輸送・通信部長が述べた。
 モンゴルの現在の道路網は48,538㎞だが、舗装道路が13.2%のみであるのは、モンゴル経済の見通し、特に雇用、ビジネス、通信問題に悪影響を与えている。このプロジェクトおよびこれに関連する技術支援の枠組みで、モンゴル国の道路の基本資金マネージメントを改善する。
 また道路の修理ケア及び工事改革に投資することで雇用を生み出し、市場を近づけ、道路の安全性を改善するとともに、病院、学校などのサービスを国民により普及させる。
 この“地方の道路を発展させる修理ケアプロジェクト”でモンゴル国を中国及びロシアと結びつけた道路の重要な回路の部分になるUlaanbaatar-Darkhan,Darkhan-Altanbulag方面の道路に工事改革を行い、道路利用の安全性を改善する。また道路条件を改善するこのプロジェクトの影響で経済総額を増やし、農業、加工生産、観光が回復し、経済活動を支援することになる。
情報元:Ikon.mn