会談で、都市部におけるガス燃料の利用計画、液化天然ガス加工工場の建設、さらに関連インフラ整備プロジェクトへの投資拡大について意見交換が行われた。
Amartuvshin副市長は現在市内では20万世帯以上が固形燃料を使用しており、この数は冬季にさらに増加する傾向にあると述べた。同氏によると、ウランバートル市が推進する24のメガプロジェクトの一環として、大気汚染対策を重点課題とし、「20分都市」構想に基づき、セルベ、バヤンホショー、ハニーン・マテリアル地区に計2万世帯規模の住宅団地建設に着手したという.また,大気汚染が深刻なチンゲルテイ区とバヤンゴル区の5つのホローの約5000世帯を対象に断熱工事を施し,ガス暖房への切り替えを進めていることも明らかにした。
今後、大気汚染の低減と空気質の改善を図るため、各地区の世帯を段階的に電気暖房やガス暖房へと移行させるための調査を進める計画を説明した。そして「このプロジェクトやプログラムにおいて、双方と協力して取り組んでいきたい」と強調した。
これに対し、ロシア側および中国側の代表団は、今後の協力関係を一層拡大・強化し、幅広い分野での連携に積極的に取り組む意向を示した。
情報源:News.mn