6月22日、Dornogobi県のAltanshiree郡で開発される製油所開発案件の起工式が行われた。同式にはU.Khurelsukh首相、インドRajnat Singh内務大臣等が参加。
  • U.Khurelsukh首相が“モンゴルにとって待望の製油所の起工式にインドRajnat Singh内務大臣に参加頂け、製油所の開発として歴史的瞬間を迎えている。 二国間関係と協力と発展は新たな段階となっており、モンゴル国民、Dornogobi県民を代表し感謝の意を表明する”と述べた。
  • インドRajnat Singh内務大臣は“60数年の歴史を持つ両国外交関係にとって本製油所開発案件は新たな歴史になる。両国の協力事業、友好関係に大きな進歩になり戦略的関係の強化に貢献すると信じている”と述べた。
  • インド政府からの10億USDの融資で開発される同製油所のFSをインドのEnginers India Limited国有会社が作成しイタリアのKinetics Technology社が監査を行なった。製油所開発案件は2022年に完工予定。FSの主なデータは下記のとおり
生産能力 1.5百万t/年の原油
原料(原油) Toson Uul- XIX 区、Tamsag- XXI区、Tsagaan Els区
加工技術 水素化分解
製品 ガソリン:380千t/年
ディーゼル:800千t/年
航空燃料:40千t/年
ガス:100千t
燃料油:20千t/年
稼働時間 8,000h/年
投資額 製油所:10億USD
原油輸送パイプライン:325百万USD
投資回収期間 7~8年
 
情報元:Ikon.mn