12月に、Buuruljuut火力発電所の第2ブロックを稼働させるため、約1000人の技師が作業に当たっている。
 ウランバートル市のエネルギー・システムが2023~2024年の冬季に200MWの電力不足に直面したが、2024年にBuuruljuut火力発電所の出力150MWの第1ブロックおよびバガノール区の出力50MWの蓄電池の稼働により補充した。 
 Buuruljuut火力発電所は、電力の需要を安定的に満たし、中部地域の統一電力系統に継続的に供給している。現在まで、3億5000万kwhの電力を生産し、首都だけでなく中部地域の電力システムに供給してきた。
 来たる冬季に電力不足に陥るリスクがあるため、それを補充する上で、出力150MWのBuuruljuut火力発電所第2ブロックが重要な役割を果たす。同件は、ウランバートル市が2024年に国内市場で債券を発行し、出力350MWの発電所建設に投資した成果である。更に、Buuruljuut火力発電所の出力300MWの第3・第4ブロックの建設に向けた協議も行われている。
 Kh.Nyambaatarウランバートル市長は、同発電所を視察する際に「第3火力発電所で事故が発生し、複数のタービンが損傷した。今年、フンヌ市で、出力300MWの太陽光発電所と出力90MWの蓄電池を組み合わせた再生可能エネルギー・プロジェクトの入札が公告された。モリンギーン・ダワー廃棄物処理場を拠点に、家庭廃棄物と産業廃棄物を焼却して34MWの電力を生産する官民連携プロジェクトの選定が進行中である。また、首都の中央下水処理場の汚泥を焼却して10MWの電力を生産するプロジェクト向けの資金調達も進められている。7月上旬に第5火力発電所プロジェクトの入札選考が完了する」と述べた。

情報源:itoim.mn