モンゴル政府が提唱した“政府から民間航空分野に2020年まで固守する政策承認決議の添付に追加改正を行うことについて”国会の決議案を国会議員・J.Bat-Erdene道路運輸大臣がM.Enkhbold国会議長に提出した。
 ウランバートル市の国際新空港が操業開始になることで、借款資金で建設された空港使用改善のために、航空関係を改革する必要があり、モンゴル政府義務になっている。航空関係の段階的な改革政策を実行する、市場の循環、需要に合った航空輸送サービスを拡大し、観光を発展させ、国際フライト価格・料金を下げる方針で政策の決定を出し、実行する目的で、上記の政策を改正する決議案を作成した。
 “航空関係で自由競争を支持し、フライト回数を客席数と結びつけて段階的に増やす原則で国際フライト線を割り振り、航空輸送を経済的に調整する”“外国からモンゴルへスケジュールフライトする輸送者たちについての国有企業の競争力を保護し、均衡的な環境で競争する政策を固守する”という項目が入った。
 また、J.Bat-Erdene道路運輸大臣は“政府から鉄道輸送について固守する政策承認について国会の2010年第32号決議の添付に追加・改正を行うことについて”国会決議案を提出した。
 モンゴルの経済において鉱山分野の収入が多いが、輸出市場で鉱山分野、鉱山分野以外の要素によって競争力がない。このひとつの大きな理由は、モンゴルが内陸で、インフラ、その中でも鉄道網、普及力が弱いことから生じている。鉄鉱石、石炭及びその他の鉱物資源の輸出を支持し、鉄道のインフラ網を拡大する目的で、Dornogovi県のZuunbayan駅から国境のKhangi通関所まで、Erdenet駅からKhuvsgul県Tsetserleg郡のOvoot石炭鉱床、その先の国境のArtssuuri通関所まで新規方面の鉄道プロジェクトを“政府から鉄道輸送について固守する政策”に入れる国会決議案を作成した。ZuunbayanからKhangi方面の鉄道を建設したことで、中国内モンゴル自治区の産業の中心となるBugat市へ供給するモンゴルの輸出の原料、製品の競争力、製品価格、鉄鉱石、銅輸出から受ける収入を増やし、モンゴル経済に大きく貢献する新規方面の鉄道になる。
 また、Ch.Khurelbaatar財務大臣はモンゴル国の2017年総括予算の履行及び政府の財務総括報告書をM.Enkhbold国会議長に提出した。また、“国際紛争を初期段階で解決する1907年の議定書を承認する法律案”を提出した。
情報元:News.mn